「八百万之命」のあゆみ②本(もと)を知る
こんばんは!
八百万之命です。
前回の記事 もたくさんの方に
ご覧いただきありがとうございました!
引き続き「八百万之命」のあゆみをお伝えします。
今回のテーマは「本(もと)を知る」。
八百万之命が目指す世界についてお届けします。
***
本(もと)を知るとは
結果や完成、現在に至る始まりや過程を知り、
者・物への理解を深めることです。
「本」という字には「物事の始まり」や、
「物事の根本」「基本」という意味があります。
「本質」を知るために、「元」や「源(みなもと)」を知る、
と言い換えると分かりやすいかもしれません。
「八百万之命」の本(もと)
私達が「今」を生きていられるのは、過去があるからです。
その過去は私達を産んでくれた両親の人生があるから。
両親の過去には、両親を産んでくれた両親の人生と、
連綿と受け継がれる人々の歴史、物語のおかげで今の私達が存在しています。
これを広げると、今の世の中にある物の中で
「物語(ストーリー)」が無いものは無いのではないでしょうか?
人間、動物、食べ物、機械、建築、文化…
社会を形成するありとあらゆる物語に主人公が存在し、
別の主人公がそこに交差し絡み合いながら、
もっともっと大きな物語になっていく。
さらに大きく広げると、
私達が生まれ育ち生活している「日本」という国にも、
数えきれないほど、多くの物語が存在します。
その中でも最も古いとされているのが
「古事記」に収められている神話の数々です。
「古事記」の冒頭は『国産み』と呼ばれる
日本という島を創造したイザナギ、イザナミの夫婦神の物語。
誰もが聞いたことのある「アマテラス」や「スサノオ」なども、
イザナギが産み出した神々です。
この国の本(もと)の物語を知ることで、
自分自身だけでなく、様々な始まりを知るきっかけにしてほしい。
「八百万之命」の本(もと)はここにあります。
代表・小菅の本(もと)
小菅がこの企画を始めた時に最初に知ったのは、
両親と生まれ育った土地について。
小菅の小学校時代の通学路にあった、怪しい雰囲気のレストランが
実は両親がよくデートの待ち合わせに使っていた場所で、
その正体がとても良いインド料理レストランだったこと。
現在は取り壊されて別のお店になりましたが、
身近にあったレストランが両親の仲を深めてくれたという事実に感動し、
尊い存在に思えたそう。
また小菅の生家の近くにある小さな祠。
それは、氾濫して大きな被害を
土地にもたらしていた近くの川を鎮める為に、
その川に捧げられた生贄の方々を供養するものでした。
生まれてから40年。
その事実を初めて知った時、小菅が感じたのは
「私達の為に、命をかけてくれて、この地を守ってくれて、ありがとう」
今を生きる私達に、過去を変える事は出来ません。
ですが、本(もと)を知り、思いを馳せ、
その行動と結果に、感謝と愛を送る事は出来るのです。
私達の願い
私達の届ける演目はノンバーバル。言語を用いません。
言葉を使わない事で、国と国、人種や思想の壁を取り払い、
今、目の前にいる人々に、私達が紡ぎだす、
日の本の国のパフォーマンスを、
純粋な形で届ける事が出来ると思っています。
この活動を通して、
世界中の人々が自身に関わる様々な
『本(もと)を知る』きっかけになることを願います。
***
いかがでしたか?
聞きなれない言葉かもだったかもしれませんが、
皆さまの「本(もと)」に興味を持つきっかけになりましたら幸いです。
この「本(もと)を知る」という理念のもと、
八百万之命は日本に、そして世界に、この物語を届けていきます。
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