「八百万之命」のあゆみ①これが「八百万之命」のはじまり

こんばんは、

八百万之命です。


先日の Japan Festival CANADA出演 のお知らせ、

たくさんの方にご覧いただいております。

誠にありがとうございます!


今回からはしばらく

八百万之命の発足のきっかけや目指す世界についてお話したいと思います。


代表・小菅がこの活動に込める思いを

感じていただけたら幸いです。


***

八百万之命とは?

日本最古の書物と云われる「古事記」に記された神話を、

台詞を用いず、舞踊や日本の伝統的表現技法である「殺陣」などの身体表現と、

音楽(オリジナル曲や生演奏)で創作する演劇パフォーマンス企画です。


パフォーマーは演じるのではなく、神を降ろす『依代』となり物語を紡ぐ、

神降ろし型エンターテイメントチームとして、2024年 元日に発足しました。


*当HP「御挨拶」もぜひご覧ください。


思い立つ

小菅がこの企画を立ち上げようと思ったのは、

2023年11月頃。


2022年の終わりに15年間続けてきた主宰団体「劇団命〜みこと〜」を解散し、フ

リーで様々な団体に出演し続けていた時期のことでした。


この当時の小菅には、とある出来事が強く心に残っていました。

それは、

飯塚慎哉さん(今回のカナダ遠征にも参加)が主宰する団体

独創和文化芸術集団 -和響座-」さんが毎月行っている、

群馬県「万座温泉 日進舘」さんでのカルチャーライブで見た

お客様の満面の笑顔と感謝、そして人生初めての”おひねり”を頂けたこと。


小菅曰く、

「私はそれまで、自分の持っている経験や技術が、

どれだけ人を楽しませる事が出来るのか、

喜ばせる事が出来るのか、という事を知らずにいました。


ですが、この体験を通して、

私が今まで培ってきた物に無駄なものは無く、

当たり前の日常を非日常に変える事の出来る

『特別』なものだと気付くことが出来たのです。


声優を目指す為に頑張った事。

劇団を立ち上げて、初めての脚本や演出に挑戦した事。

殺陣が上手くなるために、色々な方に教えを請うたこと。

一つ一つが今の私を形作り、

生かしてくれている財産なのだと実感、学ぶことが出来ました。」


この体験から、

「社会と繋がる」「気付きと学び」を

コンセプトにした企画を立ち上げてみたい、

と考えた小菅。


そこで思いついたのが、

日本人ならば絶対に一度は訪れる場所であり、

私達の生活に根付きながらも、

深くは知られていない「神社」や「神様」のこと。


それらが記された「古事記」の神話を演劇化し、

改めて私達の住む「日本」という国が、

どんな成り立ちで今に至るかを伝える企画として、

「八百万之命」が発足することになったのです。


「八百万之命」が目指す世界

八百万之命の目的、目指す世界は

「本(もと)を知り、感謝と愛を思い出すきっかけとなる」こと。


日本人なら一度は聞いたことがあるであろう

「八百万の神」という言葉。

どんな意味かご存じですか?


これは日本に古くから伝わる思想の一つで

「この世界に存在する様々な物に神様が宿り、

人と寄り添いながら生活する近しい存在である」

という考えのことです。


令和も6年となり、AIやメタバースなどの仮想の存在や空間が

社会に溶け込むまでに飛躍的に進化、成長していくと同時に、

このような古くからの思想が

日本人の心から消えかかっていると感じることはありませんか?


SNSの力でパワースポットとして知れ渡り、

多くの人々が訪れるようになった神社や所縁の土地。


ですが、そこに纏わる由来や伝承、

神様の成り立ちを知っている人はその中に何人いるでしょうか?


その場所に祀られている神様の御利益にあやかり、

神様という存在に寄り掛かってしまっているだけになってはいないでしょうか?


***


いかがでしたでしょうか?


少しでも「八百万之命」に

興味を持っていただけたら、

応援していただけたら、と思います。


★Japan Festival CANADA 出演決定!

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https://yaoyorozu-canada.square.site/


カナダ遠征に伴いまして

応援グッズの販売を開始いたしました。

参加メンバーによる多種多様なグッズ(リターン)を

ご用意しております。


ぜひご覧ください。


次回は「本(もと)を知る」を中心に

お伝えいたします。

お楽しみに!!

八百万之命

『古事記』に記された神々の物語を 身体表現、音楽を用いて具現化する パフォーマンスプロジェクト。

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